日比谷公園で開催されている「日比谷公園ガーデニングショー2024」に行ってきたので、その模様をお伝えしていきたい
本イベントは「しあわせ広がる日比谷の秋」をテーマに、ガーデンコンテスト作品展示や植物・園芸に関する企業のブース出店、さらにキッチンカーによる飲食の販売が行われる
ガーデンコンテストの作品たちは芸術作品のようで、まるで園芸の美術館のようだった
ブースの出店は花と緑の「今」を知ることができ、キッチンカーからはいい匂いが漂っていた
ぜひ休日の昼下がりにでも立ち寄って、「花とみどりの力」の可能性を感じてほしい
日比谷公園ガーデニングショーとは
日比谷ガーデニングショーは、日比谷公園開園100周年を記念して平成15年に始まり、
今回で22回目の開催となる
開催場所は日比谷公園
東京メトロ・都営地下鉄「日比谷」駅から徒歩1〜2分、
JR・東京メトロ「有楽町」駅の日比谷口から徒歩6分ほど
その他桜田門駅からも程近く、アクセスは抜群だ
2024年は10月19日(土)から27日(日)までの9日間で開催される
入場無料なので、ぜひ気軽に立ち寄ってほしい
開催場所:日比谷公園
入場料:無料
駐車場:あり(有料)
アクセス:東京メトロ・都営地下鉄「日比谷」駅から徒歩1分
ガーデンコンテスト
第1花壇及び園路ではガーデンコンテストの作品が展示してある
ガーデンコンテストでは花と緑の創造性を競うことで技術の向上や人材育成を目的としており、
作品展示することによって花と緑の普及・振興等に寄与している
このコンテストはプロ・アマ問わず出品される国内でも最高レベルのコンテストらしく、
確かにどれも素晴らしい作品たちだった
ペリカン噴水の側にある第1花壇では、1m四方のコンテナに様々な植物をしつらえて作品を作る「コンテナガーデン部門」と、
壁掛け型の容器に植物をしつらえる「ハンギングバスケット部門」を展示している
どちらも比較的コンパクトなのが特徴で、いかに既定サイズ内に花を装飾するかが見どころとなっている
特にハンギングバスケットの容器は額縁のようで、花の美しさも相まってまるで立体的な絵画かと思った
テニスコートや三笠山沿いの通路には、2〜6㎡ほど大きさの中でテーマに沿った作品を作る
「ガーデン部門」と「ライフスタイルガーデン部門」が展示してある
ガーデン部門はなんと5年ぶりだといい、今年のテーマは「和・技・美 ~新しき庭文化を目指して~」となっている
和がテーマとだけあって、まるで和風の箱庭のようだった
中には障子を取り入れている作品もあって、その本格さに圧倒された
対してライフスタイルガーデン部門は、ガーデン部門とは対照的にどこか洋風な印象を受ける
まるでフランスの宮殿にある庭のようだった
テーマは「美・食・住 ~くらしを楽しむガーデニング~」となっており、ガーデニングが日々の暮らしにどのように関わり、
そして彩りを添えているのかを表現しているという
日比谷公園は日本初の西洋風公園だけあって、ここがが展示会場になっているのも頷ける
テント出店
テニスコート・小音楽堂付近の園路では、企業・団体のブースやキッチンカーが出店している
企業・団体のブースでは、緑や花に関する取り組み、アクアリウムの展示、物品の販売など様々だった
やはり地球環境への取り組みの紹介が目立ち、太陽光によって自動で花に水をやる機械には驚いた
また、キッチンカーも出店しており、たこ焼きやサンドウィッチなど数えきれないほどのグルメが揃っている
これらのテント出店は通期で出店しているものもあれば、前後期で分かれているのもあるのでぜひ公式サイトで確認してほしい
まとめ
いかがだったろうか
23区でここまでレベルの高い園芸を鑑賞できるのは中々ない機会だと思う
ガーデニングショーで美しい作品を見ると、この草花を守っていかなければならないなと感じた
また、日比谷公園では芝生広場が新設され、自由に座って思い思いに過ごすことができるようになっている
ぜひキッチンカーで軽食を買ったら芝生広場でのびのびと過ごすのをおすすめしたい