【古くて新しい観光スポット】晴海橋梁が遊歩道に!アクセスや歴史、背景を解説

散歩ニュース
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2025年9月19日(金)、豊洲エリアに新たな名所が誕生します

港湾物流を支えた臨港鉄道としての役目を終え、長年放置されていた「旧晴海鉄道橋(晴海橋梁)」が、景色を楽しみながら歩ける「春海橋公園遊歩道」(東京 豊洲)として開通することが決定

歴史的に価値の高い建造物である旧晴海鉄道橋を残しつつ周辺地域の回遊性を高め、夜はライトアップすることで臨海部の新たな観光資源になることが期待されます

9月16日に現地を視察した小池都知事は、

「『ローゼ橋』と呼ばれる構造で、歴史的建造物としても価値がある。ライトアップもされるので、古くて新しい観光スポットとして生かしていきたい。(中央区・江東区の)2区の交流が深まることも期待したい」

日経新聞より引用(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1505M0V10C25A9000000/)

と記者団に語っています

この記事では、新しく開通する春海橋公園遊歩道の事前知識と開通前情報をお届けしていきます

春海橋公園遊歩道の概要

開通:2025年9月19日(金)午前9時

住所:中央区晴海2丁目〜江東区豊洲2丁目

アクセス:豊洲駅 徒歩12分/月島駅 徒歩14分

春海橋公園遊歩道の現地レポート記事をアップしました!

ぜひ併せてご覧ください

開通の事前情報

2025年9月5日、港湾局によって開通日が正式発表されました

開通日:2025年9月19日(金)午前9時

なお、港湾局によって橋がライトアップされることも発表されています

ライトアップされる時間は正式に公表されていません

ですが、中央区の橋が日没〜午後10時、
隅田川に架かる橋が日没15分前〜午後11時となっています

ここのあたりが目安になると思います

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アクセス

春海橋の停留所(すぐ奥に見える緑のアーチが春海橋公園遊歩道)

電車でのアクセスは以下の通りです

豊洲駅:徒歩12分

月島駅:徒歩14分

もちろん歩けない距離ではないし、散歩好きにとっては普段来ないであろう豊洲エリアを散策できる機会なので徒歩で向かうのはアリです(筆者も徒歩派)

しかし、真夏日真冬日やあまり歩きたくない人は下記の行程をお勧めします

最もお勧めのアクセス

写真は豊洲駅の次の豊洲二丁目

最もおすすめなのは、豊洲駅からバスで向かう行程です

「春海橋」の停留所は春海橋公園遊歩道の目と鼻の先にあります

晴海埠頭行き(都05-1出入・錦13甲)

新橋行き(業10)

東京駅八重洲口行き(東15・東16)

東京駅丸の内南口行き(都05-1出入)

上記のバスが「春海橋」の停留所に留まります

「豊洲駅」から「春海橋」までは3つほどの停留所を経由して着きます

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旧晴海鉄道橋(晴海橋梁)の概要・歴史

竣工:1957年11月26日

形式:下路式ローザ桁

長さ:約190m(中央ローゼ橋部分は約60m)

線数:単線

設計:田島二郎(国鉄東京工事局)

製作:旧石川島重工業(現IHI)

旧晴海鉄道橋は鉄道橋として日本で初めてローゼ橋を採用しました

ローゼ橋とはアーチ橋の一種で、半円形のアーチと橋桁の両方で重さを支える構造

東京港の物流を支えた臨港鉄道港湾局専用線

旧晴海鉄道橋は、かつて「臨港鉄道港湾局専用線晴海線」の一部として使われた橋りょうです

いちょう
いちょう

臨港鉄道港湾局専用線?

臨港鉄道港湾局専用線とは、東京港で取り扱う物資の輸送のための専用鉄道です

東京都港湾局の運営で、取扱貨物量は昭和40年代の高度経済成長期には170万トンに達しました

そして旧晴海鉄道橋は、深川線の深川線分岐点から晴海埠頭を結ぶ晴海線を建設する際、晴海運河に架かる架かる橋梁として1957年に完成します

現地に設置された解説板

最後の専用線

2024年11月時点の旧晴海鉄道橋

しかし、昭和50年代に入ると物流の中心が鉄道輸送からトラック輸送に移り変わり、輸送量は減少に転じます

昭和末期には次々と専用線が廃止となる中、唯一残った晴海線は平成元年2月10日に廃止

戦前に始まり高度経済成長を支え、貨物輸送に貢献してきた東京都専用線は、約半世紀の歴史に幕を閉じました

廃止となった路線跡は多くが再開発される中、東京都専用線の最大の遺構である旧晴海鉄道橋は取り壊されず放置されていました

長らく遺構の有効活用が提案されながらも動きがない状態となっていましたが、2021年に転機が訪れます

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なぜ遊歩道に?

2021年4月、東京都港湾局によって旧晴海鉄道橋を耐震補強工事を施した上で遊歩道橋に改修することが発表されました

その理由として主に3つ挙げられます

・歴史的な価値を残す

・晴海豊洲の各公園を繋げる動線の役割を担い、回遊性を高める

・新たな観光資源に

歴史的な価値を残す

前述した通り、旧晴海鉄道橋は貨物輸送に貢献してきた東京都専用線の最大の遺構です

その歴史と功績を後世に伝えるため、耐震化工事を施しつつ、なるべく当時の姿で残そうというのが今回の取り組みです

また、日本の鉄道橋で初めてローゼ橋を採用するなど歴史的建造物として価値があることも理由の一つです

晴海豊洲の各公園を繋げる動線の役割を担い、回遊性を高める

春海橋公園遊歩道は春海橋公園の一部として追加開園し、豊洲エリアと晴海エリアを結びます

これにより、晴海ふ頭公園〜豊洲ぐるり公園がおおむねつながることになります

水辺沿いの各公園を繋げる動線の役割を担い、回遊性を高める役割が期待されます

新たな観光資源に

春海橋公園遊歩道では、夜に橋全体をライトアップする予定です

これにより、ベイエリアとしての魅力がさらに高まることが期待されます

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見どころ

春海橋公園遊歩道の見どころは、なんといっても「鉄道橋の名残を残した意匠」です

ガラス床にはレールの枕木が透けて見える工夫を施しています

アーチの鮮やかな緑色は、当時の色彩を再現

また、旧晴海橋鉄道橋特有の4本のレールもそのまま残しています

なぜレールが4本なのかや、詳しい見どころはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください!


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