概要
城南島海浜公園は、東京都大田区にある海浜公園です
公園と名乗っていますが、園内にはキャンプ場・ドックラン・砂浜にボードウォークと
リゾート施設さながらの設備が整っています
東京湾に面する城南島の端にあるため、都会から隔絶されゆっくりと過ごせる立地なのも魅力の一つです
基本情報
アクセス:京急バス 城南島循環 「城南島四丁目停留所」下車 徒歩3分
料金:入園無料 キャンプは有料(公式サイト要確認)
レビュー
城南島海浜公園へはシェアサイクルがおすすめ
城南島海浜公園は、東京都大田区の人口島である城南島の端に位置している
最寄駅はJR大森駅、京急大森海岸駅、京急平和島駅、東京モノレール流通センター駅などがあるが、いずれも徒歩で約1時間以上かかる距離である
そのため、これらの駅から京急バスの城南島循環に乗車し、「城南島四丁目」で下車するのが一般的である
しかし、私はシェアサイクルをおすすめしたい
シェアサイクルとは自転車を有料で貸りるサービスで、
必ずしも借りた場所に返却する必要がなく、借りた場所と異なる任意のシェアサイクルポートに返却することができるのが大きな特徴だ
東京の海上公園は東京湾沿いにあるため駅から遠く、かといってバスを待つ時間が惜しいと感じることもあるだろう
そこで活躍するのがシェアサイクルである
至る所にシェアサイクルポートが設置されているので駅やバス停に縛られることなく、好きな時間に移動できるのが最大の利点である。
景色を眺めながら移動できるのも、何よりの魅力である。
自分は東京港野鳥公園からこの城南島海浜公園に来たのだが、歩いて30分ほどの距離を自転車を利用することで15分ほど時間を短縮することができた
もし海上公園を巡りたいのなら、このシェアサイクルを活用しない手はないだろう
圧巻の「つばさ浜」
話が少々逸れたが、城南島海浜公園の話題に戻る
事務所がある入り口から入ると、まず無数のテントが目に入る
この公園の目玉の一つがキャンプ場を備えていることだ
テーブルやイス、かまどを完備しているので、野外で料理をして東京湾を眺めながら食事…ということができる
キャンプの利用料金は1泊2日21時までの例だと900円となる
日帰り利用もできるので、ぜひ公式サイトで確認してほしい
海の見える方へ進むと、思わずパノラマ撮影したくなるほど横に長い砂浜が広がっている
これが、延長約440mに及ぶ「つばさ浜」だ
なんと、お台場海浜公園、葛西臨海公園の砂浜についで、東京港で3番目の人工海浜だそうだ
遊泳や釣りはできないものの、潮干狩りを楽しむことができる
実際に、子供連れで砂浜で遊んでいる人も見かけた
砂浜の手前には至る所にベンチがあるので、東京湾と砂浜を眺めながらゆっくりすることができる
公園北部
この公園はL字型をしており、つばさ浜が途切れる部分がちょうど曲がり角となっている
曲がり角を曲がると、たくさんのコンテナを積んだ船が通っているのを見ることができる
というのも、城南島海浜公園のすぐ北西には大きなコンテナターミナルがあるのだ
普段コンテナ船を見る機会はあまりないため、その大きさには思わず見入ってしまう
公園を北側に進むにつれて、コンテナターミナルが近くなるのでコンテナ船が大きく見えていくのは歩いてて楽しい
北側の部分には「つばさドックラン」や「スケボー広場」などもあり、アクティビティ施設も充実している
これらの施設を初めて利用する際には、利用者登録が必要であるため、詳細は公式サイトで確認してほしい。
公園の北端からは東京湾と東京の街をうっすらと眺めることができ、スカイツリーもかすかに確認できた。
ぜひとも次は夜に訪れて、東京の夜景を見てみたい
まとめ
いかがだっただろうか
ここは公園というより、リゾートとという方が相応しいと思える場所だった
少し気分をリフレッシュしたい時に、砂浜と広大な東京湾を眺めながらゆっくりできる
ちなみに、この城南島海浜公園のすぐ南には羽田空港があり、
公園の南側から双眼鏡などを使えば羽田空港に離発着する飛行機を見ることができる
そして公園の上をかなり高度を下げた飛行機が飛行し、「展望広場」あたりが最も飛行機を真下から見ることができる場所となっている
この公園はコンテナ船や飛行機など輸送に勤しむ乗り物の交差点でもあるのだ